最後の文字で実行の操作。それの使用例。その2
最後の文字で実行の使用例、1 のページの続きです。
早速ですが、前回紹介したものの説明をしていきます。
今回、実行の例えとしているものは、全て 選択 を使ってから始める必要があります。
選択 の部分は省略して表現するのでご了承ください。
声で使うタイマーの説明
category3.txt のファイルについてですが、 後に がある行以下に記入しているのが今回追加した分です。
後に が テキスト上に記入されると、 &wait を使ったスクリプトが実行されます。
今回は、
1時間20分二十五秒
などの文字列を
&wait
で使える書式に変換する関数を使っているので、
「音声認識」を使う場合、それが
1時間20分二十五秒後に
の言葉を正しく認識してくれれば、
1時間20分25秒後にアラームを鳴らす
といった処理が実行できる事になります。
時間に が テキスト上に記入されると、 &timer を使ったスクリプトが実行されます。
17時20分時間に
の言葉が正しく認識してくれれば、
午後5時間20分にアラームを鳴らす
といった処理が実行できる事になります。
tim_timer漢字で
の
アイテム内でも、
右端の
の
や
に
の文字を取り除くようにしているため、
〇〇の時間に
という言葉でも実行できるはずです。
時間で の文字でも動作をする様にしています。
時間の確認
の文字の場合、
タイマー一覧
のウインドウを表示する様にしています。
ただそれだけです。
アクティブにならない表示の仕方をします。
止める の文字の場合、 後に や 時間に を使って実行していたタイマーを中断します。
それと、タイマーで指定した時間になった場合は、アラームが鳴りアラームを停止するためのダイアログが表示しますが、
この
止める
を使った場合、そのアラームを停止させるダイアログのボタンを押す役割も行います。
もっとも、アラームの音は「選択してください」の音が割り込む際に中断すると思います。
使い方は大体こんなところです。
テキスト
にあらかじめ文字を指定してから
[キーになる文字]
を指定する必要があるのは、
後に
時間に
時間で
の
3つです。
これらに指定する場合の文字は漢数字になった時間や、 23:59:59 の形式で指定してもよいため、「音声認識」で使う事も不可能ではない、ような気がします。
後、
午後1時
といった文字も可能です、
1時間半
、
1分半
の指定も可能です。
実際に使ってみると分かりますが、「音声認識」で時間の指定をしてもなかなか正しく認識してくれません。
それと、自分が作った漢数字を
&wait
などで認識できる時間に変換する処理もそんなに精度は高くありません。
アラーム
アラーム の文字で実行するものもあります。
これは、
〇〇にアラーム
の様に、あらかじめ時間を指定して実行する場合と、
アラーム
といってから、その後に時間を指定してから実行する場合とにどちらも使えるようにしてみたものです。
時間を指定し、
〇〇にアラーム
の形で入力していた場合、
V_var12
の変数に
アラーム
以外の文字を代入します。
右端の
に
の文字は取り除かれます。
そしてその後で、
残り時間
や
時計
の候補が表示するので選択、というか入力すると
先程指定していた時間
V_var12
に代入していた時間
の指定でタイマーを実行します。
残り時間
が
&wait
を使った今からの時間で指定したタイマーで、
時計
が
&timer
を使った時計と同じ時間の指定のタイマーを実行します。
ちなみに、ツールチップに 〇〇の時間を既に指定中。 の文字が小さく表示されるようになっています。
次は アラーム といってから、その後に時間を指定する場合についてです。
こちらも 残り時間 や 時計 の候補が表示するので選択、というか入力して実行します。
こちらの場合、ツールチップに
時間を指定してから選択してください。
の文字が小さく表示されます。
小さくて、見えにくいです。改善の必要はあるかもしれません。
まだ時間を指定していない状態なので、 そのまま、 残り時間 や 時計 を選ぶとエラーが表示されてそのまま終了します。
まず、時間を指定します。
その後に、
残り時間
か
時計
の文字が記入されるようにしてください。
とりあえず、説明は一通り終わりました。
何度も書きましたが、実用的なものは出来ていません。
あくまでこういった事ができたらなぁ、といった事を説明しているに近いです。
試す時は、あまり期待せずに試してみてください。