メインのメニューのをスクリプトで

ウインドウの表示の仕方

メインのメニュー から、 この TRR のウインドウの各種を表示できます。

ここでは、この メインのメニュー にあるウインドウをスクリプトから表示する場合に使うものを挙げます。

何種類もあるので、思いつくものを全て挙げます。
どれを使ってもウインドウを表示するためのもので
どれを使ってもほとんど同じ動作です。

なお、名前に
Toggle がつくものは、
ウインドウが表示している時は閉じる動作をし、
閉じていた時は表示するようになるものです。

名前に
TextPattern がつくものは、
テキストの種類のウインドウの場合のみ使用が可能な関数の場合にこの文字が付いています。
それ以外のウインドウに対しては、 TextPattern の名前が付いている関数は効果がありません。

名前に
Option がつくものは、
Option が付いていない関数名のものより、 多少、表示する際の設定が可能なものを意味しています。

それでは、これ以降は簡素的ですが、 スクリプトでウインドウを表示する時に使えるものだけを挙げていきます。

このページは少し長めの内容になっています。

このページ間を移動できるメニューがあります。

これと同じものがページの右上にあるので、これをクリックするとページ間を移動できるメニューが現れます。

テキスト1

  • &guiShow %B_GuiNumText1%
  • Gosub , E_showText1Toggle
  • F_showToggleGui( B_GuiNumText1 )
  • F_showToggleGuiTextPattern( B_GuiNumText1 )
  • F_showToggleGuiTextPatternOption( B_GuiNumText1 )

テキスト2

  • &guiShow %B_GuiNumText2%
  • Gosub , E_showText2Toggle
  • F_showToggleGui( B_GuiNumText2 )
  • F_showToggleGuiTextPattern( B_GuiNumText2 )
  • F_showToggleGuiTextPatternOption( B_GuiNumText2 )

テキスト3

  • &guiShow %B_GuiNumText3%
  • Gosub , E_showText3Toggle
  • F_showToggleGui( B_GuiNumText3 )
  • F_showToggleGuiTextPattern( B_GuiNumText3 )
  • F_showToggleGuiTextPatternOption( B_GuiNumText3 )

分割テキスト1

  • &guiShow %B_GuiNumTextSplit1%
  • Gosub , E_showTextSplit1Toggle
  • F_showToggleGui( B_GuiNumTextSplit1 )
  • F_showToggleGuiTextPattern( B_GuiNumTextSplit1 )
  • F_showToggleGuiTextPatternOption( B_GuiNumTextSplit1 )

分割テキスト2

  • &guiShow %B_GuiNumTextSplit2%
  • Gosub , E_showTextSplit2Toggle
  • F_showToggleGui( B_GuiNumTextSplit2 )
  • F_showToggleGuiTextPattern( B_GuiNumTextSplit2 )
  • F_showToggleGuiTextPatternOption( B_GuiNumTextSplit2 )

二行以上のテキスト

  • &guiShow %B_GuiNumMultipleText1%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumMultipleText1 )

一時的な説明表示

  • &guiShow %B_GuiNumTmpOutput%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumTmpOutput )

蓄え式説明表示

  • &guiShow %B_GuiNumOutput%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumOutput )

エラー表示

  • &guiShow %B_GuiNumErrorOutput%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumErrorOutput )

設定

  • &config
  • Gosub , E_showConfigToggle

これまでの例と違い、
&guiShow
F_showToggleGui( )
を使うのではなく、上に挙げたスクリプトを使用することを勧めます。

違いは、設定内容が反映されるか否かです。

&guiShow
などを使った場合では、設定内容が更新されない状態でウインドウが表示します。

これは、
再起動が必要な設定
userフォルダに加えない設定
「テキストの文字で自動的に実行」の設定
なども同じ注意が必要です。

「テキストの文字で自動的に実行」の設定
のウインドウを表示する場合は、以下のスクリプトを使います。

  • Gosub , E_showLastWordToggle
  • F_showLastWord( option="_" , toggleFlag=True , sleepFlag=False )

以降はのメニュー以降について挙げていきます。

タイマー一覧

  • &guiShow %B_GuiNumTimer%
  • Gosub , E_showTimerGuiToggle
  • F_showToggleGui( B_GuiNumTimer )

以下のスクリプトでもウインドウが表示します。

  • &timerView
  • &timer -l

この 2種類の場合は、

  • ウインドウが表示はするが、アクティブにはならない。
  • 時間が経過すると、自動的に閉じる。

といった特徴があります。

テキストのストック一覧

ストック青の方

  • &guiShow %B_GuiNumStock1%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumStock1 )

ストック緑の方

  • &guiShow %B_GuiNumStock2%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumStock2 )

これら以外にも、
&stockChangeBlue
&stockAddBlue
を使うとウインドウが表示します。
しかし、これらはウインドウを表示するためのスクリプトではないので用途が違うものです。
以下に少しだけ説明します。

  • &stockChangeBlue
  • &stockChangeGreen

これらは、リストの番号を指定して読み出しをするためのものです。

  • &stockAddBlue
  • &stockAddGreen

これらは、引数の文字をストックの入力欄に記述するためのものです。

上の 4種類の規定のコマンドはどれも

  • ウインドウが表示はするが、アクティブにはならない。
  • 時間が経過すると、自動的に閉じる。

といった特徴があります。

アイテム一覧

  • &editItem テキスト上で Alt+Enter
  • Gosub , E_showItemListGuiToggle

&guiShow 73
F_showToggleGui( 73 )
でもウインドウが表示しますが、この方法だと アイテム の情報が更新されていない事に気を付けてください。

キーの一覧

  • &hotkeyOnTextEdit
    テキスト上で Shift+Alt+Enter
  • &hotkeyAllGroundEdit
  • Gosub , E_showHotkeyListGuiToggle

アイテム一覧 の場合と同じ事ですが、
&guiShow 80
F_showToggleGui( 80 )
でもウインドウが表示しますが、この方法だとキーが最新の情報に更新されていない事に気を付けてください。

入力補完一覧

  • Gosub , E_showEverInputGuiToggle
    テキスト上で Shift+Ctrl+Alt+Enter

アイテム一覧キーの一覧 の場合と同じ事ですが、
&guiShow 89
F_showToggleGui( 89 )
でもウインドウが表示しますが、この方法だと
追加の単語簡易入力 が最新の情報に更新されていない事に気を付けてください。

マウス操作のためのウインドウの表示

  • &guiShow %B_GuiNumClickWindow%
  • Gosub , E_showClickWindow
  • F_showToggleGui( B_GuiNumClickWindow )

ウインドウを表示する方法とは関係ないのですが、
このウインドウを閉じるサブルーチンとして、
E_closeClickWindow を用意しています。

Gosub , E_closeClickWindow

これを実行するとこのウインドウが閉じます。

それと、
O_ClickWindowCloseFlag
の変数に True を代入する事で、このウインドウが普通に閉じる動作で閉じるようになります。

ファイル表示用ウインドウの表示

  • &guiShow %B_GuiNumReadFileOut%
  • F_showToggleGui( B_GuiNumReadFileOut )

上の例以外にも、

  • &more [何らかの文字]
  • &moreTextOut [何らかの文字]

これらのスクリプトで表示させる方法もあります。

状態

このウインドウを表示する用の特別なサブルーチンなどはありません。

&guiShow 75
F_showToggleGui( 75 )
のスクリプトで一応表示することはできます。

ですがこれだと、最新の情報に更新されていない事に気を付けてください。

後、番号は今後の仕様変更で変わるかもしれません。

スクリプトから実行する場合

これまではウインドウを表示するものを挙げていきましたが、
これ以降はウインドウの表示とは関係ありません。
スクリプトから使用する場合のものという意味では同じです。

ウインドウの位置とサイズを保存

Gosub , E_guiPositionSave

初期の位置とサイズに戻す

Gosub , E_guiPositionInit

Suspendオン

  • Suspend , On
  • Gosub , E_SuspendOn

Suspendをトグルで使用したい場合

Suspendをトグルで使用する場合の説明をついでにしておきます。

マニアックな事

サスペンドの処理を、オンとオフを切り替えて使用する方法について説明します。

Suspend , toggle をキーに設定して使用しても、うまく動作しません。

これは、 Suspend , On になっている状態では、キーから動作できないようになっているからです。

そして AHK の仕様で、
例外的に、 Suspend コマンドをスクリプトの先頭の処理に記述してあるサブルーチンだけ動作が可能になるようです。

詳しい事は AutoHotkey の説明をしているWebサイトで確認してください。

AutoHotkey Wiki などを参考にするとよいと思います。

外様のWebサイト

AutoHotkey Wiki は、このホームページとは全く関係のない別のWebサイトです。

AutoHotkey を説明している代表的なWebサイトなので参考例として挙げています。

AutoHotkey Wiki

このWebサイトの中にある以下のページを参考例として載せておきます。

Suspend - AutoHotkey Wiki

そこで、 E_SuspendToggle というサブルーチンを用意しています。

このサブルーチンは、
Suspend , toggle の処理を先頭に記述しています。
ですので、サスペンドの時にもキーから使用が可能になります。

Hotkey , +!^s , E_SuspendToggle
を使用すれば、その後は Shift+Ctrl+Alt+S を押せば、サスペンドのオンとオフがキーで使用が可能になると思います。

上の例の様に HotkeyAHKコマンド を使用した場合は、サブルーチンを指定できるので可能になりますが、
&hotkeyAllGroundNew などを使った場合は指定したサブルーチンを内部処理的に最初に実行するわけではないので、キーから使用してもうまく動作しません。

Pause の場合も、同じように toggle を使うサブルーチンを用意しようと思っていましたが、うまく動作しなかったので現時点では用意していません。

PauseOnOff しか使えません。

Suspendオフ

  • Suspend , Off
  • Gosub , E_SuspendOff

Pauseオン

  • Pause , On
  • Gosub , E_PauseOn

Pauseオフ

  • Pause , Off
  • Gosub , E_PauseOff