設定用の変数
入力補完一覧
の説明の部分で少しふれていた事ですが、
O_から始まる変数の事を説明します。
設定用の変数と呼んでいます。
入力補完一覧 の 設定用の変数 のタブ内のリストを見る事で変数の値を確認できます。
説明はほとんど記入してないので、
それぞれの変数の用途を確認する方法は、このホームページで確認する方法しかありません。
これらの変数に値を代入する事で TRR の動作を設定する事ができます。
代入する際は
代入する際は、
O_minimizeTextFlag := True
といった代入の仕方はできるだけ控えて、
SetO_minimizeTextFlag( True )
のように、
O_変数に代入するために用意した関数を使ってください。
設定用の変数にはそれぞれに、
Set
の文字が名前の先に付いている、
代入するために用意した関数
を用意しています。
これらの関数をセッターと呼んでいます。
設定用の変数は、 TRR の動作に影響を与えるので、代入した値によっては、不具合の原因になることも考えられます。
あまり、不自然な値を代入しないように気をつけてください。
Set
の文字が名前の先に付いた関数を使用すると、
簡単にですが、代入する値が正しいかどうかをチェックします。
なお、変数名の最後に
Flag
と付いている変数は
True
か
False
を指定する変数です。
O_minimizeTextFlag
先程、例に使った変数の説明をします。
この
O_minimizeTextFlag
は
設定
の
設定3
のタブにある
テキストを閉じるのではなく、最小化させるようにする
の設定の変数です。
設定する値は
True
か
False
、
1
か
0
です
この変数が
True
なら、
テキストのウインドウを閉じる動作のうちのいくつかで、閉じるのではなく、最小化をします。
設定のウインドウの項目と同じものは一部のみ
現時点では、 設定 のウインドウにある項目の中で、設定用の変数で操作できる項目は一部のみです。
必要そうなものは、設定用の変数で設定できるようにしているため、あまり増やす必要もないかなと思っています。
&configとの違い
規定のコマンドに
&config
があり、
それに引数を指定した場合も設定ができます。
&config -clickwindow on
とすると、
設定
のウインドウの
起動時にマウス操作のためのウインドウを表示しない
の項目にチェックを入れる設定ができます。
&config -h で多少、使い方の確認ができます。
さて、設定用の変数を使った時との違いですが、
&config
を使って設定した場合は
設定変更だけでなく、保存までします。
つまり、設定ファイルに保存するので、再起動した後も有効になるということです。
設定用の変数を代入して変更した場合
先程例に挙げた、
設定用の変数を代入して変更した場合は、
設定を変更しますが、設定ファイルに保存したりはしないため再起動した後は代入した値は無効になります。
&config とはここが違います。
再起動した後も、設定用の変数に代入する内容を有効にさせる場合は、
起動時に実行するアイテム
の中でその処理を記入するなどの方法を使わなければなりません。