コマンドラインっぽい使用例
TextRunRun
はコマンドランチャーなので、
一応はコマンドラインっぽいルールの使い方を挙げます。
&cd
&cd を使えばカレントフォルダを変更できます。
&cd の後にフォルダのパスを指定します。
カレントフォルダを変更すると、ファイルパスを相対パスで指定する場合、
そのフォルダを基準の位置としてファイルパスを認識します。
作業フォルダという言葉がありますが、このソフトの場合は同じ意味になります。
作業フォルダとカレントフォルダは同じものです。
この
&cd
は、
SetWorkingDir
の
AHKコマンド
を使った場合と同じです。
カレントフォルダがどの位置になっているかは、
&pwd
を使って確認できます。
A_WorkingDir の組み込み変数でも確認できます。
このソフトを起動した時点では、カレントフォルダは TextRunRun があるフォルダで固定されます。
作業フォルダを指定しながら TextRunRun を起動してもそれは変更されません。
カレントフォルダを起動時の時点で指定しておきたいのなら、
起動時に実行する処理の中に
&cd
か
SetWorkingDir
を使って変える方法を使います。
&ls
&ls を使うと、カレントフォルダ内に存在するフォルダ名とファイル名が表示されます。
一時的な説明表示 のウインドウに表示するだけです。
フォルダのパスを指定することもできます。
フォルダのパスを指定する場合は、
パスの最後に
\
の文字を付けなければいけません。
&mkdir
フォルダを新規作成します。
引数に指定した名前のフォルダを作ります。
絶対パスで指定しない場合は、
カレントフォルダを基準としてフォルダを作ります。
2つ以上の階層でも一度にフォルダを作れます。
linuxの
mkdir
と違って
-p
のオプションとかはありません。
そもそもオプションとかがありません。
これだけしかない
コマンドラインのようなものは、たったこれだけです。
そもそも、これらでさえブランボンは使っていません。
作った時にテストで使ったっきりです。
この手の物は今後もあまり増えていかないと思います。
&が邪魔なら
&cd などは、 アイテムに登録すれば、 & を除いた cd のみの形で使用できます。
種類 を スクリプト に指定し、 リンク先 に &cd と記述して アイテム名 を cd として登録すれば、そのまま同じ動作をする事になります。
& の記述がめんどくさいと思う方は、 cd や mkdir の アイテム名 で作ってみてください。