基本の色々
ここではジャンルはバラバラですが、
この
TextRunRun
を使うにあたって
これを知っておいてから使った方が良いと思った事を挙げておきます。
フォント名を設定しておく
フォント名を設定しておくだけでも見やすさが大分違うと思います。
設定
のウインドウの
設定3
のタブにある、
のボタンを押します。
そこで表示するウインドウの中に
ソフト全体のフォント名を指定
の項目があるので、そこに指定してください。
BIZ UDゴシック を指定するのがおすすめです。
そのウインドウの下の項目を見れば分かる通り、
テキストと説明表示のウインドウは
今説明した項目と設定が分かれています。
AutoHotkey のフォントの指定と同じ形式になっています。
つまり、右側の入力欄が フォント名 の指定の部分です。
フォントの指定ですが、 メイリオ はお勧めしません。
カタカナ 4文字ですみ、見やすいフォントなのですが この TextRunRun でそれを指定すると、 設定 のウインドウなどのレイアウトが結構変な感じになる事を確認しています。
メイリオ では文字の上下の幅が割と大きくなるのでそうなってしまうのですが、これの対処法などは用意していません。
少し残念ですがそれ以外のフォントを指定する事を勧めます。
規定のキーから
キーの一覧
のウインドウの
規定のキー
のタブから確認できますが、
せっかく TextRunRun を使うのであれば、知っておくと便利に使えそうなものを挙げておきます。
前回も説明したものも、ここでまた説明しています。
これらのほとんどは規定のコマンドを使用している事と同じです。
規定のキー のタブ内のリストのキー名を選べば、どの規定のコマンドを使っているかを確認できます。
つまり、テキスト上のキーとして登録すれば、違うキーで同じ動作のものを作る事が可能です。
Alt + Enter
アイテム一覧が表示します。
テキストがカラの場合にそうなります。
テキスト
に、アイテム名を記入していた場合は、
アイテムの登録
のウインドウが
そのアイテムを編集するモードで表示します。
&editItem を使用しています。
Alt + C
テキストの文字を全て消します。
分割テキストで使用した場合は、
全ての入力欄の文字を消す効果になります。
出力先の文字も消えます。
&cleanText を使用しています。
Alt + P
アイテム名を記入していた場合、 そのアイテムのリンク先に変換します。
分割テキスト
から使うと、
フォーカスされている入力欄で動作します。
&pathLink を使用しています。
Alt + Shift + P
ショートカットのファイルパスを記入していた場合、
リンク先の内容に変換します。
そのファイルのプロパティで確認できる、リンク先の事です。
分割テキスト から使うと少し仕様が変わって、
- ファイルパスと
- パラメーターと
- 作業フォルダー
をそれぞれ分けた状態で表示するようにしています。
&shortCutPath を使用しています。
Alt + ;セミコロン
最後の引数を先頭の位置に移動させます。
入力補完
は最後の引数にしか効果がないので、
入力補完
を決定してからこのキーを押す方法を使うと、
先頭の文字も楽に記入できるのではないかと思います。
&lastAsHead を使用しています。
規定のコマンドから
引数に -h を指定すると説明を表示するものがいくつかあります。
ですが、現時点では、多くはこのホームページでしか確認できない状態です。
せっかく TextRunRun を使うのであれば、知っておくと便利に使えそうなものを挙げておきます。
&cd
TextRunRun 自身の作業フォルダを移動します。
引数にフォルダのパスを指定します。
基準になるフォルダが変わるので、相対パスを指定する場合は変化があります。
SetWorkingDir の AHKコマンド を使う場合とほぼ同じ動作です。
A_WorkingDir の値が変更になります。
&pwd
を使うか、
A_WorkingDir
の値を確認する事で、
今の
TextRunRun
の作業フォルダを確認する事ができます。
&winCapture
最前面にあるウインドウがどのソフトのウインドウかを調べて
アイテムの登録のウインドウ
に表示します。
この &winCapture は、 TextRunRun の 32bit版 か 64bit版 かを使っているかどうかで少し違いがあります。
32bit版 を使っている場合、64bitのソフトを認識できません。
64bit版 を使っている場合は、32bitのソフトであろうとどちらも認識できます。
他のは
他の使えそうな規定のコマンドは 規定のキーで使えるようにしています。 そちらを参考にした方がよいと思います。