テキストの基本の使い方
TextRunRun
の仕様で
アイテム名
を
# #
で囲むと
アイテム
のリンク先を指定していることになります。
フォルダのパスを
アイテム
として登録しておくと、
そのフォルダからパスを記述できるようになります。
# #
で囲み、
\
を付けると、
入力補完にフォルダの中のファイルやフォルダがでてくるのが確認できると思います。
以下の アイテム を登録したとします。
A_MyDocuments
はドキュメントのフォルダのパスを値に持つ
AutoHotkey
の組み込み変数です。
%A_MyDocuments%
のように
% %
で囲む事で
ドキュメントのフォルダのパスとして使えます。
その後は
と記入することで、入力補完にドキュメント内のファイルやフォルダがでてくると思います。
ファイルパスのアイテムの場合
フォルダのパスではなく、ファイルのパスの場合です。
ファイルのパスを登録した
アイテムを
# #
で囲むと、
ファイルのパスを意味しますが、
それに
\
を付け足すと、
フォルダの時と違い、そのファイルが存在するフォルダの方を意味します。
を意味し、
を意味します。
の様にその後のパスを指定すれば、同じフォルダの中にあるファイルやフォルダのパスを記述できます。
規定のキーのこと
ここで、ショートカットキーの説明をします。
テキスト内に文字がある時に、
Alt+3
を押すと
文字が
# #\
の文字で囲まれます。
このキーを使うと # #\ で囲むことが楽になると思います。
ちなみに、スペースがある場合は、最後のスペースの右端のみが対象になります。
なら Alt+3 を押すと
になります。
キーの一覧
のウインドウを表示して、
規定のキー
のタブ内を見てください。
キーの一覧 は、 テキスト上で Shift+Alt+Enter を押すと表示できます。
リストの中に
Alt+3
があり、
それを選択すると下の入力欄の方に簡単な説明が記入され、
一番下に
&sharpssCustom
の文字が見えると思います。
これは、 Alt+3 は &sharpssCustom を使用している事を意味しています。
テキスト上のキーの登録のウインドウ
で、
キーの一覧
のウインドウの
テキスト上
のタブに移動し、
を押すと表示します。
スクリプト
に、
&sharpssCustom
を指定して登録すると、同じ動作をするキーを設定できることになります。
テキスト上のキーの登録のウインドウ
は、
テキスト上で
Shift+Ctrl+N
を押しても表示できます。
似たようなキー
Alt+3 と似たようなものに、
Alt+2
"があるキー
があり、
これを使うと、
テキストの文字を
" "
で囲みます。
それと、
Alt+5
%があるキー
があり、
これを使うと、
テキストの文字を
% %
で囲みます。
キーの一覧 のウインドウの 規定のキー のタブ内を見ると、それらがあるのが確認できると思います。
ファイルパスを扱うキー
先程の様に
をテキストに記述してみてください。
その後に
Alt+←
左矢印のキー
を押してください。
の記述に変わると思います。
テキスト
にファイルパスが記入されていた場合、
このキーを使うと、一つ上の階層のフォルダにパスを変換します。
次に
Alt+→
右矢印のキー
を押してください。
の記述に戻ると思います。
このキーは、
Alt+←
を押していた場合、
それを使う前の記述に戻す効果があります。
ただし、1つ前の状態にしか戻せません。
Alt+T
を記述している状態で Alt+T を押してください。
ファイルパスの # # で囲んだ部分が変換されて本来のファイルパスの記述になります。
Alt+T は、 # # で囲んだ アイテム名 の部分を、意味している記述に変換します。
それと、Alt+T は、 % % で囲まれている変数名の部分を、意味している記述に変換する効果もあります。
もう一度使うと変数名の部分も変換します。
# # や % % で囲まれている文字は、内部処理的にそれらが無くなるまで、何回も変換される感じです。
Alt+T の動作はそれと違い、一度だけしか変換しません。
よって、
Alt+T
で変換した結果は、
# #
や
% %
が何層にも使用されていた場合は一度だけしか変換しないので本来の意味とは少し違いがでることもあります。
Alt+F
Alt+F を押すと、ファイルパスを絶対パスに変換します。
の様に、相対パスに近い記述をしている場合、
本来の分かりやすいパスに変わります。
Alt+R
Alt+R
は
Alt+F
と逆で
ファイルパスを相対パスに変換します。
A_WorkingDir の位置を基準にした相対パスになります。
最後に
Alt+C を押すとテキストの文字がカラになります。
これらのキーを使うことで、テキスト内の記述が楽になるのではないかと思います。