fromFileNameのカテゴリー

fromFileName のフォルダの中の構成ですが、
そのフォルダの直下にフォルダを作りさらにその中に item などのフォルダを置くというルールになっています。

ここでは、 fromFileName の直下にあるフォルダについて説明します。

first のフォルダがそれになるのですが、これと同じ位置に配置されたフォルダを
fromFileName直下のカテゴリーフォルダ または、
カテゴリーフォルダ と呼んでいます。

カテゴリーフォルダについて

fromFileName は、このカテゴリーフォルダ の中に、 itemstartup のフォルダを作り、さらにその中にファイルなどを作る事で初めて動作をします。

以下の様な構図になります。

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上の例では、 second がこのカテゴリーフォルダ です。

その中に hotkeyAllGroundhotkeyOnTextitemsnippetstartup のフォルダを作る事で
fromFileName のそれぞれの機能を動作させる事ができます。

これらのフォルダを全て作る必要はありません。
アイテム を作るだけなら、 item のフォルダだけを作ればよいです。

上の例では second の名前にしていますが、名前はどんな名前でも良いです。
全角文字でも可能です。

ignoreフォルダ

カテゴリーフォルダ はどんな名前でも動作します。
逆に動作させたくない場合は、 ignore の名前にしてください。

ignore のフォルダの場合、その中に item 等のフォルダがあっても fromFileName として認識されず、無視されます。

補足

ignore の名前は全て小文字にしてください。

カテゴリーフォルダのルール

今説明した事の繰り返しになりますが、 カテゴリーフォルダ のルールを挙げておきます。

  • fromFileName の直下に配置したフォルダの事。
    このフォルダは必ず作る必要がある。
    その下に item などのフォルダを作ると fromFileName として動作する。
  • テキスト上のキーだけを作りたい場合は、
    その下に hotkeyOnText のフォルダだけを作ればよい。
  • 名前は何でもよい。全角文字も可能。
  • ignore の名前の場合、その下に item 等のフォルダがあっても ignore 以下のファイルなどは無視される。
  • 基本的には何個作ってもよい。

大体は以上の様なルールです。

アイテムのカテゴリーフォルダとの違い

fromFileNameでアイテムを登録する のページで
アイテムのカテゴリーフォルダ というのを説明しましたが、それと混乱する方がいるかもしれないので説明しておきます。

アイテムのカテゴリーフォルダitem フォルダの直下に作るフォルダです。
その中に配置されたファイルやフォルダは アイテム として作るためのものとして扱われます。

フォルダ名は最後の文字を _ にする必要があります。
カテゴリーフォルダの方は、 _ は必要ありません。

カテゴリーフォルダ は必ず必要ですが、
アイテムのカテゴリーフォルダ は必ず必要ではありません。

カテゴリーフォルダは、 fromFileName のフォルダの直下に、
アイテムのカテゴリーフォルダ はその カテゴリーフォルダから item のフォルダを挟んでその次に配置されるものです。

位置を表すと以下の様になります。

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このように、 カテゴリーフォルダアイテムのカテゴリーフォルダ は別のものとして表現していきます。

アイテム一覧などでの表示

fromFileName で作った アイテム などは、 アイテム一覧 などに表示する際、右下あたりに fromFileName から登録されている事が表示されます。

その際、どのカテゴリーにあるものかを確認できるようにしてあります。

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このように、 アイテム一覧 には、 カテゴリーのフォルダ とその下に アイテムカテゴリーのフォルダ が表示する様にしています。

キーを登録した場合も、 キーの一覧カテゴリーのフォルダ が確認できるようになっています。

fromFileName に関する事は以上です。

ファイルを作らなければならないので、普通の登録の仕方をするよりも手間がかかるのかもしれませんが、
使わない時はファイルをどこかに移動しておけばよいのと、ファイルはどこかに保存しておけるので、
再び使いたい場合は簡単に元に戻せる事になります。

キーを作るなら、キーの使い捨てと再利用ができるので使い方次第でかなり便利に使えるのではないかと思います。

次以降のページは AutoHotkey の事を少し知っている事を前提で説明しています。

ですが難しい事を説明している訳ではありません。
なるべく早く知っておいてほしいため、この 普通の使い方 の中で説明しておきます。