時間を指定して実行

時間差を使った処理や、
指定時間に処理をさせる方法を説明します。

AutoHotkey のスクリプトが使えるので、
SetTimerAHKコマンド を使う方法もあります。

ですがこれは少し使い方が難しいので、これとは別の方法を説明します。

&wait&timer という規定のコマンドがあります。
これらを使って時間差で処理を実行する事ができます。

&wait

経過時間後に実行させる場合に使います。

&wait [時間指定] &&& [実行する処理]

の形で指定します。

時間指定 の部分は
1h 3m 3s
の形で指定します。

h時間 hour
m minute
s second
の意味です。

上の例は
1時間  3分  3秒後
に実行する事を意味しています。

時間指定の後には &&& の文字が必要になります。

&&& の文字の後が、経過時間後に
実行する処理になります。

この &wait を使用した後は、
タイマー一覧 のウインドウで経過を確認できます。

画像

タイマー一覧 のウインドウには、
10 種類のタイマーの項目があり、
それぞれが独立しています。

この TextRunRun は、その 10 種類のタイマーの実行環境を用意しています。

&wait は、
その 10 種類のタイマーの1つを使って実行しています。

ですので、同時進行する場合は 10 個までしか使用できません。

中止する場合

タイマー一覧 のウインドウに 中止 のボタンがあります。
それを押すと中止します。

一時停止ではなく、中止扱いです。

補足

&timerStop   [番号]
を使うといった中止の仕方もあります。

&timer

指定した時刻に処理を実行させます。

&timer [時間] [実行する処理]

の形で指定します。

時間の部分は
230101
などの形で指定します。

これは、 23時  1分  1秒 を意味しています。

または、
2301 なら、 23時  1分
23 なら、 23時
の意味になります。

&&& の文字はあっても無くてもよいです。

&&& の文字があった場合、 &&& の後が
実行する処理になります。

&timer [時間] &&& [実行する処理]

&wait を使った場合と同じですが、
使用した後は、 タイマー一覧 のウインドウで経過を確認できます。

タイマー一覧 のウインドウには、
10 種類のタイマーの項目があり、
それぞれが独立しています。

この TextRunRun は、その 10 種類のタイマーの実行環境を用意しています。

この &timer は、
その 10 種類のタイマーの1つを使って実行しています。

ですので、同時進行する場合 10 個までしか使用できません。

&wait を使った場合も同じタイマーの 1つを使っている事になります。

それを含めて合計 10 個までしか同時に使用できません。

中止する場合

タイマー一覧 のウインドウに 中止 のボタンがあります。
それを押すと中止します。

一時停止ではなく、中止扱いです。

補足

&timerStop   [番号]
を使うといった中止の仕方もあります。