Guiの作成について

GuiAHKコマンド を使えば、
AHK と同じ様にウインドウやコントロールなどのGuiを作成できると思います。

Gui にはウインドウごとの番号があります。

Gui,  1:Font,  S12
1 の部分の事です。

AHK は、 1 から 99 までの番号のGuiを作る事ができます。

TextRunRun 自体が
60 から 89 までの番号を占有しています。

それ以外の番号を使えばユーザーが新しくGuiを作る事ができます。

サブルーチンを指定する場合は、
G_subroutine1 などを指定する事になります。

コントロールの変数を指定する場合は、
あらかじめ、グローバル宣言をしてある変数名を指定することになります。

そして、 TRR はサブルーチンを自由な名前で作れない事から、
Guiを操作するためのサブルーチンである、

  • GuiClose
  • GuiContextMenu
  • GuiDropFiles
  • GuiEscape
  • GuiSize

のこれらのサブルーチンは作れません。

51から59のGui

この数字のGuiは特別に用意してあるGuiです。

この番号も、ユーザーが新しくGuiを作る事ができるGuiの番号です。

  • 51GuiClose
  • 51GuiContextMenu
  • 51GuiDropFiles
  • 51GuiEscape
  • 51GuiSize

などのサブルーチンが存在している、という違いがあります。

51GuiClose のサブルーチンは
51GuiClose という アイテム名 を実行するだけのサブルーチンです。

51GuiClose という名前で アイテム を登録すれば、
51GuiClose のサブルーチンを作成した事と同じ事になります。

他の 51GuiContextMenu なども同じ仕様です。

Guiの番号は、 51 から 59 までの番号で同じものを用意しています。

TRR上では、Guiを操作するサブルーチンを使用したい場合は、 51 から 59 までのGuiの番号と、このサブルーチンの名前のアイテムを作るという方法で対処する事になります。

51GuiCloseなど

51 から 59 までの番号でGuiを作る場合に気を付けなければならない事があります。

51 の番号のGuiを作った場合は、
51GuiCloseアイテムを作り、

Gui , 51:Hide

このスクリプトを記述しておく必要があります。

これは、 51 の番号のGuiのウインドウを閉じる指定があった場合に 51 の番号のGuiのウインドウを非表示にするスクリプトです。

このスクリプトのアイテムを作っておかないと、
51 の番号のGuiを作った場合、そのウインドウは閉じる動作を指定しても閉じる事ができません。

ですので、 51 から 59 までの番号のGuiを作ったときは、
[Guiの番号]GuiCloseアイテムをあえて作って閉じる時のスクリプトを指定しておく必要があります。

作ってみた

画像

参考までに TextRunRun上で簡易的な数字を数えるGuiを作ってみました。

少し説明が長い上、大まかにしか説明していません。
興味がある方のみ、見た方がよいです。