デザイン色々。その2
デザイン色々のページの
2ページ目です。
前回と違い
テキスト以外の見た目を変えることについても挙げていきます。
アイコンのファイル
まず、 テキスト にあるアイコンに関することから説明します。
trrEvery
のフォルダの中に、以下のファイルがあるとそれをアイコンとして使用します。
TextRunRun
自体のアイコン
icon.ico
テキストのアイコン
textNone
textHave
これらのファイル名に、
png
gif
ico
のどれかの拡張子が付いたアイコンを使います。
icon.ico
このファイルがあると、
この
TextRunRun
のアイコンをこのファイルのアイコンに変更します。
textNone
このファイルがあると、
テキストの左側のアイコンをこのアイコンに変更します。
- png
- gif
- ico
のどれかの画像ファイルの場合に有効です。
テキストの文字がカラ場合、このアイコンになります。
textHave
このファイルがあると、
テキストの左側のアイコンをこのアイコンに変更します。
- png
- gif
- ico
のどれかの画像ファイルの場合に有効です。
テキストに何らかの文字がある場合、このアイコンになります。
iconフォルダの中のアイコン
trrEvery\doc\icon
のフォルダの中に以下のファイルがあるとそれをアイコンとして使用します。
TextRunRun
のアイコン
Suspend.ico
Pause.ico
PauseSuspend.ico
ストックのアイコン
png
gif
ico
のどれか
stockNone
stockHave
分割テキスト
のボタン
png
gif
ico
のどれか
textSplitButton
Suspend.ico
このファイルがあると、
Suspend , On
の状態の時、
この
TextRunRun
のアイコンをこのファイルのアイコンに変更します。
TRR 上の処理から Suspend の処理をする時、このファイルに変換してから Suspend をするようにしています。
なので、ソースコード版などで、 Suspend の処理をソースコードから自作した場合はこのファイルは影響しない事になります。
Pause.ico
このファイルがあると、
Pause , On
の状態の時、
この
TextRunRun
のアイコンをこのファイルのアイコンに変更します。
TRR 上の処理から Pause の処理をする時、このファイルに変換してから Pause をするようにしています。
なので、ソースコード版などで、 Pause の処理をソースコードから自作した場合はこのファイルは影響しない事になります。
PauseSuspend.ico
このファイルがあると、
Suspend , On
と
Pause , On
の両方の状態の時、
この
TextRunRun
のアイコンをこのファイルのアイコンに変更します。
stockNone
このファイルがあると、
ストックの文字がカラ場合、
ストックの左側のアイコンがこのアイコンになります。
- png
- gif
- ico
のどれかの画像ファイルの場合に有効です。
このファイルがない場合、
ストックの左側のアイコンは何も表示しないようになっています。
ストックの文字がカラ場合
stockHave
このファイルがあると、
ストックに何らかの文字がある場合、
ストックの左側のアイコンがこのアイコンになります。
- png
- gif
- ico
のどれかの画像ファイルの場合に有効です。
このファイルがない場合、
ストックの左側のアイコンは、はてなマークのアイコンになります。
ストックに何らかの文字がある場合
textSplitButton
このファイルがあると、
分割テキストの決定ボタンが
この画像ファイルに置き換わります。
- png
- gif
- ico
のどれかの画像ファイルの場合に有効です。
一応、これを使うことにより決定ボタンにフォーカスがあたる事による不便な状態を少し解消する効果があるにはあります。
アイコンのサイズに影響する
マニアックな説明の方で書いてもいいような事を説明しますが、
- textNone
- textHave
- stockNone
- stockHave
のファイルについての事を説明します。
アイコンがない、exeの拡張子のファイルを記入すると
テキストにアイコンがない、exeの拡張子のファイルを記入すると
アイコンが消えます。
音声認識の
など
そして、
テキスト
のアイコンは、
その後に表示するアイコンに依存するアイコンサイズに変更されてしまう
という特徴があります。
アイコンのサイズが変わってしまう事の対策
TextRunRun
の基準は
32 x 32
のサイズのアイコンです。
その後に表示するアイコンがそのサイズなら変化はないですが、 違った場合はアイコンのサイズは変化したままになります。
その対策として、
- textNone
- textHave
- stockNone
- stockHave
があったりします。
アイコンが消えるファイルを指定しても、
次に表示するのは、それらのファイルのアイコンである事が多い事になるので、
textNone
などのアイコンのサイズに依存する事になります。
ですので、 textNone などのファイルは、アイコンに丁度良いサイズのアイコンを用意してください。
普通なら 32 x 32 のアイコンであれば、アイコンサイズの変更の対策として使えます。
アイコンサイズを変えたい場合
アイコンを大きめにしたい場合などは、ユーザーが大きめのアイコンを用意することで実現できます。
ただし、その場合
アイコンの初期値は
32 x 32
で固定されているため、
下記の処理で、初期値を設定する必要があります。
GuiControl, %B_GuiNumText1%:Move , %B_conText1_Picture1%, w48 h48
GuiControl, %B_GuiNumText2%:Move , %B_conText2_Picture1%, w48 h48
GuiControl, %B_GuiNumText3%:Move , %B_conText3_Picture1%, w48 h48
GuiControl, %B_GuiNumTextSplit1%:Move , %B_conTextSplit1_Picture1%, w48 h48
GuiControl, %B_GuiNumTextSplit2%:Move , %B_conTextSplit2_Picture1%, w48 h48
GuiControl, %B_GuiNumText1%:Move , %B_conText1_Edit1%, x60
GuiControl, %B_GuiNumText2%:Move , %B_conText2_Edit1%, x60
GuiControl, %B_GuiNumText3%:Move , %B_conText3_Edit1%, x60
以上のスクリプトが、
テキスト
のアイコンの大きさを
48 x 48
に変更するスクリプトです。
アイコンの大きさが
48 x 48
のサイズの
textNone
と
textHave
を用意する事と合わせて使用する必要があります。
ストックのアイコンのコントロール変数は今後用意します。今は用意していません。