D_menuから始まる文字

このページでは D_menu から始まる文字について説明します。

入力補完一覧特殊な単語 のタブのリストの中にこの D_menu から始まる文字が何個かあるのを確認できると思います。
入力補完を見ても確認できると思います。

これは、 TRR のメニューの「カスタム名」というものです。
単純に、メニューを作る際の識別名と思ってよいです。

この D_menu から始まる「カスタム名」を使えば、 TRR に元からあるメニューに新しいものを追加したりする事が可能です。

メニューの作成

まず、メニューの作成の事について少し触れます。

AHKMenuAHKコマンド を使ってメニューを作る事が出来ます。

メニューの作り方は AHK のスクリプトをそのまま記述すれば作れます。

MenuAHKコマンド の事は、 AutoHotkey Wiki などを参考にするとよいと思います。

外様のWebサイト

AutoHotkey Wiki は、このホームページとは全く関係のない別のWebサイトです。

AutoHotkey を説明している代表的なWebサイトなので参考例として挙げています。

AutoHotkey Wiki

このWebサイトの中にある以下のページを参考例として載せておきます。

Menu - AutoHotkey Wiki

MenuAHKコマンド で作ったものは、実行する処理をサブルーチンで指定する必要があります。

ですが、 TRR はサブルーチンを自由な名前で作れないため、 G_subroutine を作って、それを指定する事になります。

Menu, menuName1, Add, 自作メニュー(&A), G_subroutine1

&A の文字がありますが、 & の後の文字がキーで指定できるものになります。
今回の場合はメニューが表示されている時に A のキーで指定できるものになります。

このメニューを作るスクリプトは、 起動時に実効するアイテム に作る事を薦めます。
つまり TRR の起動時に作っておいた方がよいです。

メニューを作った後は、以下のスクリプトなどでメニューを表示します。

Menu, menuName1, Show, 100, 300

上の例の場合は、 100 の部分が左からの横の位置。
300 の部分が上からの縦の位置を指定する部分です。

説明したい事は色々ありますが、 やはり AHK に関する説明は先程挙げた、 AutoHotkey Wiki などの AHK の説明をしっかりしているWebページを参考にしてください。

TRRの既存のメニューに追加する

先程挙げた D_menu から始まる文字ですが、 TRR のメニューの「カスタム名」がこれらの文字です。

D_menuMain は、 メインのメニュー の「カスタム名」です。
これを使う事で、 メインのメニュー に新しいものを追加したり、操作したりする事ができます。

Menu, D_menuMain, Add, 追加メニュー(&B), G_subroutine1

これを実行すると、 メインのメニュー
追加メニュー(&B) というものが追加されます。

メニューの追加ですが、先程説明した様に 起動時に実行するアイテム 内でメニューの追加をさせておく事を薦めます。

D_menu から始まる文字が、どのメニューの「カスタム名」を表しているのかを以下に挙げます。

D_menuClickWindowTop
マウス操作のためのウインドウ の上部にあるツールメニュー
D_menuClickWindow
マウス操作のためのウインドウ の上部にあるツールメニューの メニュー を選んだ時に表示するメニュー
D_menuMain
TRRメインのメニュー と呼んでいるもの
D_menuTextGuiTop
一行テキスト分割テキスト の上部にあるツールメニュー
D_menuTextGui
一行テキスト分割テキスト の上部にあるツールメニューの メニュー を選んだ時に表示するメニュー

D_menu から始まる、メニューの「カスタム名」として使えるものは以上です。

MenuAHKコマンド は、追加をするのは楽なのですが好きな位置に挿入するといった事はできません。
ですので、 D_menu から始まる「カスタム名」は、元あるメニューに一つだけを短期的に追加する場合に使用が限られると思います。

好きなメニューを作る場合は、新しい「カスタム名」を使った自作メニューを作った方がよいと思います。
「カスタム名」は自由な名前で指定できるため好きなメニューを作りたい方は自作のメニューを作って見てください。