WriteStartupBUの使い方

仕様

WriteStartupBU を起動すると、以下のウインドウが表示します。

見本の画像

このウインドウに、次に実行するファイルの情報などが記入されます。

終了の仕方

このソフトは次に実行するものが無くなると自動的に終了します。

ウインドウを閉じた時も終了します。
その場合、実行しようとしていたものは中断される事になります。
終了 のボタンがありますが、そのボタンを押した場合も同じく終了します。

このソフトはタスクトレイにアイコンが表示されるようになっています。
そのアイコンを右クリックするとメニューが表示するので、そこから終了することもできます。

このウインドウ内の出力欄

このソフトの情報はこのウインドウの出力欄に全て表示されます。
エラーなどがあった場合も、この出力欄に表示します。

使い方

myStartUp.txt というファイルがソフトと同じフォルダ内に存在していると思います。

そのファイルに実行したいソフトを記入します。

ファイル内には以下の書式で記入します。

秒数 ,ソフトのパス , パラメータ, 作業フォルダ , ウインドウの表示状態の指定

この書式を一行で記入します。

必須の項目は、 秒数ソフトのパス です。

150 , C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe

このように記述すれば、150秒後に Edge が起動する事になります。

一つの動作に付き一行で記入します。

一行目に指定したファイルが実行された後、二行目に指定した内容がスタートします。
順番に実行していき、最後の行に指定した内容を実行した後、このソフトは自動的に終了します。

現時点では、5つの項目を指定します。
この5つの項目をオプションと呼んでいきます。

, で区切って指定します。

以下の様に、一つのファイルに起動させたいものを全て記入します。

50 , C:\myProgramFolder\sakura\sakura.exe
50 , C:\myProgramFolder\CLaunch\CLaunch.exe
50 , C:\windows\system32\calc.exe
50 , C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe
50 , C:\Program Files (x86)\Evernote\Evernote\Evernote.exe

この例では、 50秒ごとにソフトを起動させます。

ファイルのルール

  • #の文字が先頭にある場合のみ、その文はメモのための文として、スルーされる。 コメント文になる
  • オプション1 秒数 と オプション2 ファイルパス は必ず指定しなければならない。
  • オプションの指定がないか、カラの文字の場合は初期値を使用する。
  • 半角スペースのみの行があった場合、スルーされる。
  • 書式の内容によってエラーがでた場合、その行の内容は実行されなくなる。
  • オプション2はファイルパスかどうかをチェックし、ファイルパスでなければエラーになる。
  • myStartUp.txtのファイルが存在しなかった場合、 新しくmyStartUp.txt のファイルが自動で作られる。
    見本品として

ウインドウの表示状態の指定

オプション5 の指定の仕方です。
これは、起動させるソフトのウインドウが、特定の状態になって起動するようになるものです。

以下の左側の文字を指定すると、
起動したソフトが右の動作をした状態で起動します。

何も記入しない
普通に起動
Max
最大化して起動
Min
最小化して起動
NotActive
起動するが最前面に出さない
Hide
非表示やらないほうが無難

数字でも指定できます。

1 普通に起動
2 最大化して起動
3 最小化して起動
4 起動するが最前面に出さない
5 非表示やらないほうが無難

「作業フォルダ」について

オプション4の指定についてです。
この部分がカラの場合、
ソフトがあるフォルダ が自動的に割り当てられます。

次の2つの例は、同じ事になります。

150 , C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe
150 , C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe , , C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application

どちらも、一行の記述です。

オプション3 はパラメータを指定する個所です。

作業フォルダを指定する場合は、 オプション3 をカラの文字でもいいので、 , を記入して指定した後に作業フォルダを指定する必要があります。

オプション5 を指定する場合も、 オプション4 までを、カラの文字でもいいので指定する必要があります。

WriteStartupBUの説明。その2

右クリックした時のメニュー

この WriteStartupBU は、ウインドウの出力欄以外の部分を右クリックするとメニューが表示します。

そのメニュー内の項目について、順番に説明します。

アイコンのみにする

ウインドウが閉じる事になります。
タスクトレイにはこのソフトのアイコンがあるので、
その後はこのアイコンからウインドウを再表示したり、
ソフトを終了したりする事はできます。

標準の位置に表示する

ウインドウの位置とサイズを初期の状態にします。
ただそれだけです。

文字を全て消す

出力欄にある文字をカラの状態にします。

経過を全て表示

出力欄にある文字を元に戻します。

出力欄の文字は手打ちで消す事が可能なのですぐに消す事が可能ですが、
この出力欄に出力する文字は全て保存されるようになっています。

よって、「文字を全て消す」のメニューから文字を消したり、
手打ちで文字を消した場合でも、
このメニューを選ぶ事で全て元に戻す事ができます。

おまけ要素

変数

環境変数

環境変数などを % % で囲むと、フォルダのパスなどに使えます。

%SystemRoot%
C:\WINDOWSと同じ
%userprofile%
C:\Users\[ユーザー名]と同じ

独自の変数

独自の変数も用意しているのでそれを使う事もできます。

%MyDocuments%
マイドキュメントのフォルダのパス
%Desktop%
デスクトップのフォルダのパス
%ThisSoftDir%
このソフトがあるフォルダのパス
%DriveName%
C: など。
USBメモリなどから使った場合は
E: などになる。

ソフトのアイコンを変更

このソフトがあるフォルダにある、 doc のフォルダの中に
iconStartUp.ico という名のアイコンのファイルを置くと、 その画像がこのソフトのアイコンになります。

DragFilePath

DragFilePath.exe

このソフトがあるフォルダに、 DragFilePath.exe というファイルがあります。

これは、 WriteStartupBU とはつながりが全くない別のソフトです。

このファイルを実行すると以下のウインドウが表示します。

見本の画像

マウスを使って、このウインドウにファイルをドラッグすると、ファイルパスが分かります。
このソフトの役割はこれだけです。

ウインドウを閉じると、このソフトは終了します。

作業フォルダ

このウインドウにファイルをドラッグした際、この入力欄にも出力されます。
この入力欄には、ドラッグしたファイルが存在するフォルダ 親フォルダ が出力されます。

表示するのボタン

ドラッグしたファイルがショートカットであった場合、下にある
表示する のボタンを押すと、ショートカットの本体のファイルパスが表示するようになっています。

その場合、 作業フォルダ の入力欄にも作業フォルダのパスが表示するようになっています。