順番に説明。その1
TextRunRun というコマンドランチャーの使い方を順番に説明します。
まず初めに、
- 終了の仕方
- 入力欄の仕様
- 入力補完
これらの事から説明します。
終了の仕方
まずは最初に、このソフトを終了する方法から説明しておきます。
この TextRunRun は、ウインドウを閉じても終了しないようになっています。
タスクトレイにこの
TextRunRun
のアイコンがあります。
アイコンを右クリックします。
このメニューが表示されます。
その中にある TextRunRunの終了 を選ぶ事で終了します。
コマンドランチャーの入力欄について
TextRunRunを起動すると、
このウインドウが右下あたりに表示されると思います。
このウインドウにある水色の部分をマウスでクリックしてください。
このウインドウが表示されない場合、「タスクトレイ」から、このソフトのアイコンをクリックしてください。
すると、このウインドウが表示されると思います。
この入力欄のウインドウの事を、
テキスト
と呼んでいきます。
基本、このソフトはこの「テキスト」を使って操作します。
この
テキスト
を表示する方法は、
ショートカットキーを使用した方が一番楽ですが、
その方法は今の時点で説明すると意味が分かりにくいものになるので後で説明します。
テキストの使い方
この「テキスト」の仕様を説明します。
この入力欄を使ってできることは主に、
- ファイルパスを記入してファイルやソフトを実行する。
- 登録した「アイテム名」を記入して実行する。
- AutoHotkeyのプログラムを記入して実行する。
基本的には以上の事を使用できます。
特にAutoHotkeyのプログラムを記入して実行できる
という事が、このTextRunRunの特徴です。
これが可能なので、幅広い処理が実行できます。
ショートカットキーにして実行できるようにするのも得意分野といえます。
AutoHotkeyを使えるので、幅広いショートカットキーの設定ができます。
入力補完について
テキスト に文字を打つと入力補完が表示します。
この入力補完が表示されているときに↑や↓のキーを押すと候補の選択を移動できます。
Enterを押すと、選択された文字が入力欄に記入されます。
入力補完に選択がされていないときにEnterを押すと、
1
番上の候補の文字が入力欄に記入されます。
Ctrl+Space を押すと、この入力補完が表示したり、閉じたりします。
入力補完を表示したり、閉じるときに使用してください。
Escキー
Escキーは、閉じるキーとして使用できます。
入力補完が表示しているときは、入力補完を閉じ、
入力補完が表示していないときは、ウインドウ自体を閉じます。
Enterキー
Enter は、実行するキーです。
入力補完が表示されているときは、それを決定して入力欄に文字を追加し、
そうでない場合は、入力欄に記入されている文字を実行します。
ファイルパスの指定について
テキストに
%A_MyDocuments%\
と記入してください。
% %
で囲んだ後、
\
を右に記入
入力補完にドキュメントフォルダの中身が表示されると思います。
A_MyDocuments
は、AutoHotkeyの変数で、
「ドキュメントフォルダのパス」を値にもつ変数です。
AutoHotkey は、変数を %A_MyDocuments% のように、 % % で囲むと、変数の中の値を意味するルールになっています。
それに、 \ をつけて、 %A_MyDocuments%\ と入力すると、入力補完にドキュメントフォルダの中身を表示させることができます。
他の操作
左のアイコン
ファイルパスを入力すると、左のアイコンが変化します。
フォルダのパスであるなら、フォルダのアイコンが表示します。
アイコンをマウスでクリックすると、 Enter で実行するのと同じ動作をします。
マウスで右クリック
右クリックを入力欄以外の場所ですると、入力補完が表示します。