設定1
メインのメニュー から 設定 を選ぶと表示するウインドウについて説明します。
タブがあり、
- 設定1
- 設定2
- 設定3
に分かれています。
このページではまず、 設定1 のタブについて説明します。
上の項目から順番通りに、説明していきます。
設定1
空白のあるファイルパスを自動的に調べて
対応する、という処理をしない
ここでは、簡単にだけ説明してみます。
TextRunRunでは
- ファイルパスから実行
- アイテムの実行時
- 規定のコマンドの実行時
などに、
半角スペースのあるファイルパスがある場合、
そのパスを1つの括りとして扱うように処理させて動作する
ようにしている箇所があります。
ファイルパスから実行のパターンの例です。
テキストで、空白のあるファイルパスを記入し、 それに、引数を加えて、 Alt+o を使ってください。
例えば
など
次に Alt+o を使用してください。
この動作をチェックを入れてる時と比べて試してみてください。
設定は、OKボタンを押さないと適用されません。
チェックをしていた場合は失敗していると思います。
チェックをしていた場合は、空白のあるファイルパスがあった場合、どこまでがファイルパスで、どこからが引数なのかを判別できないからです。
この項目にチェックを入れると、
その「半角スペースのあるファイルパスを調べて対応する」という処理をしなくなります。
この、「空白のあるファイルパスを自動的に調べて対応する」という処理は、作者ブランボンが作ったものなので、不具合があることはいくらでも考えられます。
これにチェックを入れると、その余計な処理をしなくなるため、確実性を求めるなら、チェックを入れておいてよけいな動作をしないようにしておく方が良いと思います。
ファイルパスを " " で囲むことで、空白のあるファイルパスを認識させる方法もあるので、そちらを使って対処するという方法もあります。
先程挙げた例を自分で試したのですが、設定にチェックを入れても、チェックを外しても、 Alt+o で確認するとどちらにしてもうまく行かない事を確認しました。
理由は、
C:\Program Files
と
C:\Program Files (x86)
のフォルダが存在しており、
C:\Program Files
の方が先に認識されてしまうからです。
ややこしいので、別のファイルパスを使って例えてもよいのですが、例に挙げるソフトを探すのが面倒であるため上記の例で例えたままにします。
上記の例でも意味は分かると思います。
ここでは、この設定にチェックを入れている場合と、チェックを外している場合とで
スペースがあるファイルパスに対する動作に違いがあるという事を確認してもらえれば充分です。
この設定の例は、別のページでまた詳しく説明するつもりです。
引数の
相対パスを絶対パスに変えてから
実行する、という処理をしない
ここでは、簡単にだけ説明してみます。
TextRunRun では、
- ファイルパスから実行
- アイテムの実行時
の時に、 相対パスがある場合、それを見つけて、 そのパスを絶対パスに変更させてから動作する ようにしています。
現時点の仕様では、
引数に対してのみ
、その動作をこの設定で使用の有無を指定出来るようにしています。
実行ファイルと作業フォルダに対しては、
必ず相対パスを絶対パスに変える処理を実行する仕様になっています。
これは、 Alt+o で試してみると分かりやすいと思います。
テキストに、ファイルパスか
アイテム名
を記入し、
それに続いて、引数にファイルパスを相対パスで記入して、
Alt+o
を使ってください。
例えば
など。
次に Alt+o を使用してください。
この動作をチェックを入れてる時と比べて試してみてください。
設定は、OKボタンを押さないと適用されません。
引数の部分が絶対パスに変換されたり、そのままだったりの違いがあると思います。
これによる動作の違いは説明が長くなりそうなので、さきほど挙げた別のページで説明します。
この項目にチェックを入れると、
その「相対パスを絶対パスに変換してから実行する」という処理をしなくなります。
この、「相対パスを絶対パスに変換してから実行する」という処理は、作者ブランボンが作ったものなので、不具合があることはいくらでも考えられます。
これにチェックを入れると、その余計な処理をしなくなるため、確実性を求めるなら、チェックを入れておいた方がいいと思います。
起動時にマウス操作のウインドウを表示しない
メインのメニューの他にある、
マウス操作のためのウインドウの表示
のウインドウの設定です。
初期設定では、起動時に表示する設定になっています。
コマンドの履歴の数
このコマンドの履歴は、入力補完に表示されるものの事です。
テキストを実行すると、実行時に記入していた文字を保存するようにしています。
ファイルにも保存されるため、再起動した後も残ります。
ファイルに保存するタイミングは実行時と同じです。
この設定では、最大いくつまでそれを保存するかを設定します。
この「コマンドの履歴」は
&popHistoryList
を使用すると、履歴のみが入力補完に表示します。
テキスト上のキーとして登録して使う事で意味を成します。
入力補完を元に戻す時は、
Ctrl+Space
&popList
を押すか、
テキストの文字を一度カラにする事で元の状態に戻せます。
初期設定では20が設定されます。
数字を0にも設定できます。
数字を0に設定すると、履歴を保存する処理自体をしなくなります。
数字は99以内までしか設定できません。
それ以上を指定すると初期値に戻るようにしています。
初期値に戻すために、あえて100以上の設定をする方法もあります。
テキストのストック一覧をAlt + F4で閉じるとき、
自動でセーブしないようにする。
ストックのウインドウを閉じるとき、自動的にセーブをする仕様になっています。
選択状態のリストを使ってセーブします。
これが動作するのは、
- Alt+F4のキーで閉じた時
- ウインドウの右上の×を押して閉じた時
- WinCloseのAHKコマンドを使って閉じた時
以上の動作の時です。
つまり、ウインドウを閉じる処理をしたときにセーブします。
Esc
キーで閉じたときは、動作しないようになっています。
セーブしない
Gui, %B_GuiNumStock1%:Hide
などの
AHKコマンド
を使って閉じたときもセーブしません。
この設定にチェックを入れると、
この「閉じたときにセーブをする」
という処理をしないようになります。
テキストのストック一覧のリストを変更したとき、
&stockChangeBlue 1 %--
などを自動的に入れたりしない
ストックのリストを変更したとき、
リストの選択を変えて
を押したとき青い方のストックなら、
&stockChangeGreen 1 %--
&stockChangeGreen
が記述されるようになっています。
セーブ時にそれらの入力欄をカラの状態でセーブした時のみという条件があります。
緑の方のストックなら
&stockChangeBlue 1 %--
&stockChangeBlue
が記述されるようになっています。
この設定にチェックを入れると、この処理をしないようになります。
&stockChangeGreen や &stockChangeBlue は規定のキーにはありません。
このコマンドを使ってキーの登録をしておけば、好きなキーで使用できるので、
登録しているならチェックをしてこの処理をしないようにするのも良いのではないかと思います。
自動で入力補完を表示しない
テキストに文字を入れると、自動的に入力補完が表示されるようになっています。
この設定のチェックを入れると、自動的に入力補完が表示しません。
この入力補完は、 Ctrl+Space でも表示できるようになっています。
起動時に実行する1オン/オフ式
と
実行する処理
この TextRunRun が起動するときに、スクリプトを実行させます。
この項目は、 オン/オフ式 のチェックボックスがあることが特徴です。
起動時に処理を指定して実行させる方法は別のページで説明しています。
そちらを参考にしてください。
起動時に実行する処理2
もう1つの起動時に実行する処理です。
上の項目との違いは、 オン/オフ式のチェックボックスの影響を受けないということです。
こちらも、別のページで説明しているので、
そちらを参考にしてください。