パラメータを指定して実行すると

パラメータを指定して実行すると

このページで説明する事は少しマニアックな事です。

このページの内容を理解せずとも、 ListTimerBU を使う分には問題ありません。

この ListTimerBU はパラメータを指定する事で、起動と同時にタイマーを実行する事ができます。

パラメータをつけて実行する場合は、 TextRunRun などのコマンドランチャーから実行すると便利だと思います。

このページでは、パラメータを指定して実行する時の仕様を説明します。

現時点の仕様では、
タイマーのリストは一番目のリスト 時刻1など を使って動作させる事になります。

パラメータの項目の文字 =の左側の文字 は大文字でも小文字でもどちらでもよいです。

時刻を指定して起動する

[6桁の数字]

6桁の数字をパラメータとして指定していた場合は、
時刻の指定として解釈して、タイマーを実行した状態で起動します。

左から 2桁が 何時か、
次の 2桁が 何分か、
右から 2桁が 何秒か
という指定として扱い、タイマーを実行します。


235959秒 にアラームを鳴らす場合は以下の様に指定します。

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe 235959

[数字]:[数字]:[数字]

: の文字を使って指定した場合です。
23:59:59 など形で指定した場合も、時刻の指定と解釈します。

: の文字で区切った
左の数字が 何時か、
真ん中の数字が 何分か、
右の数字が 何秒か
という指定として扱い、タイマーを実行します。
この場合、2桁ずつの指定でなくても構いません。


005秒 にアラームを鳴らす場合は以下の様に指定します。

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe 0:0:5

今からの時間を指定して起動する

[数字]h
[数字]m
[数字]s

1h 1m 1s などの指定の場合は、
今からの時間の指定として解釈して、タイマーを実行した状態で起動します。

h は時間の意味、
m は分の意味、
s は秒の意味です。

この単位の左に数字を指定する事で 何時間何分何秒後か を指定します。

hなどの単位の後は 半角スペースで区切ってください。

時間、分、秒を全て記入する必要はありません。
一分だけの指定なら、 1m の指定だけでよいです。

ただし、 h m s の順番は守る必要があります。

書式が正しければ、今からの時間の指定として解釈します。


1時間 15秒 後にアラームを鳴らす場合は以下の様に指定します。

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe 1h 1m 5s

登録したものを読み出す

ソフトの設定 のウインドウで登録していたものを読み出します。

登録時に指定した名前を指定します。

ここでは、その登録したものを アイテム と呼んでいきます。

注意点として、アイテムを読み出して、
ソフトの設定 のウインドウ内に表示しておくだけです。

起動時にそのアイテムを実行する訳ではありません。
タイマーを実行する事で、指定時間にその読み出したものを実行します。

timeitem=[名前]

時刻で指定する場合のアイテムを読み出します。

numeralitem=[名前]

今からの時間で指定する場合のアイテムを読み出します。


時刻で指定する場合のアイテムを読み出す時は以下の様にします。

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe timeitem=[名前]

アイテムの名前が正しければ起動時の時点で
ソフトの設定 のウインドウ内にアイテムの内容が読み出されます。

登録したものを起動時に実行する

timeitem=[名前] などの後に、 半角スペースをつけて 時間を指定するパラメータも記入します。

アイテムを読み出す timeitem=[名前] などの方を先に記述してください。
時間の指定を先に記述するとアイテムの実行はできません。


235959秒 にアイテムを実行する場合は以下の様にします。
時刻で指定の場合

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe timeitem=[名前] 235959


1時間 15秒 後にアイテムを実行する場合は以下の様にします。
今からの時間で指定の場合

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe numeralitem=[名前] 1h 1m 5s
諸注意

時刻で指定する場合のアイテムの実行は
当然 timeitem=
今からの時間で指定する場合のアイテムの実行も
当然 numeralitem= を使ってください。

逆を使ってしまっても、アイテムの実行はできません。

保存のリストを読み出して起動する

保存のリストに指定時間などを保存していた場合はそれを使って起動時に実行させる事ができます。

リストの番号を指定する事になります。

タイマーのリストではなく、保存のリストの方の番号を指定します。

timelist=[番号]

時刻で指定の場合の保存のリストを読み出します。

番号の部分に保存のリストの数字を指定します。

numerallist=[番号]

今からの時間で指定の場合の保存のリストを読み出します。

番号の部分に保存のリストの数字を指定します。


時刻で指定の場合の保存のリストの 1番目のリストの内容を読み出して 起動する場合は以下の様に指定します。

[ListTimerBUのフォルダ]\ListTimerBU.exe timelist=1

起動時に表示する方を指定する

ListTimerBU は、起動時に
時刻で指定する場合のウインドウと
今からの時間で指定する場合のウインドウのどちらかが表示します。

これは前回終了した時に表示していた方が表示するようになっています。

以下の指定をする事で起動時に表示する方をあえてどちらにするかを選べます。

time

時刻で指定の場合の方を表示します。

numeral

今からの時間で指定の場合の方を表示します。

2022年2月14日
今のバージョンで

このパラメータを他のパラメータと同時に指定する事は出来ません。

timelist=[番号] などの後に、 numeral を指定して、
時刻で指定のするタイマーを実行しながら、今からの時間で指定の場合の方を起動時に表示するといった使い方が考えられたりしますが、それが出来るようにはしていません。